リフォームの知ってるようで知らないこと

2018.03.23

いつ起こってもおかしくない!水道管の破裂に備えて

こんにちは!
今回のテーマは「水道管の破裂に備えて」です。

●水道管にも冬支度を

水道管は、気温がマイナス4度以下(風当たりの強い所はマイナス1度~マイナス2度)になると、水が凍って出なくなったり(凍結)、水道管が破裂する恐れがあります。
いざという時に慌てず対処できるように、水道管にも冬じたくをしましょう。

水道管冬支度

●凍結・破裂の予防策は?
じゃ口から鉛筆の芯ぐらいの水をお休み前から一晩中流してください。
(バケツ等にため、再利用しましょう。)
ソーラー温水器やボイラーは、元栓を閉め、水抜きをしてください。
屋外に露出している水道管は、毛布や保温チューブなどを巻いて保温してください。
また、凍結や水道管が破裂した場合に備えて、水のくみおきをしてください。
水道管が破裂したときに水を止めるため、メーターボックス・リングバルブ(水道の元栓)の位置を事前にご確認ください。
メーターボックスは、戸建住宅の場合は玄関そばに、集合住宅の場合は玄関横の鉄扉の中や1階の地面にある場合が多いです。

メーター

●水道管が凍結してしまった!どうしたらいい?
水道管の水が凍って水が出なくなっても、日中気温が上昇してくれば水は出るようになります。
どうしても急いで水が必要な場合は、慌てず、凍った部分にタオルなどをかぶせ、ぬるま湯をゆっくりかけて溶かしてください。
この場合、熱湯を直接かけると水道管が破裂する恐れがありますので、絶対にやめてください。

凍結の予防

●水道管が破裂してしまった!どうしよう!
水道管が破裂した時は、必要な水を鍋やヤカンなどに確保されたうえで、リングバルブ(水道の元栓)か止水栓を閉め、水を止めてください。水が止まらない時は、破裂した部分にタオルやビニールテープを巻いてください。

もし、水道管が凍結したり、破裂してしまったときは、慌てず、上記の方法を取ってください。とても大変なことになるので、みなさん、しっかりと予防対策を行ってください。

●まとめ
水道管の凍結や破裂時の対策についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
冬の水道管対策に少しでも参考になりましたら幸いです。
寒い冬が来る前に、水道管の凍結に備えて事前に準備・把握しておきましょうね。
また、寒くなってきたら必要最低限の水は確保しておくことをおすすめします。