2018.02.27
もう怖くない!静電気の仕組みと対策
みなさん、こんにちは。
今回のテーマは、特に寒い季節の嫌な現象「静電気」についてです。
●静電気はどうして起こるの?
静電気が起こる原因は、重ね着などして服同士が擦れ、身体から「-(マイナス)」の電気が奪われ、「+(プラス)」の電気を帯びます。
一方、ドアノブなどの金属部は「-」の電気を持っています。ですから、身体が「+」電気を帯びている時に、ドアノブなどに触れると放電し「バチッ」となるのです。
さらに、空気が乾燥していて、気温が低いと静電気が発生しやすくなります。
ですから、真冬の乾燥注意報が出た時などは、特に注意が必要です。
●静電気を侮ってはいけません!
「私、静電気体質なんです」という方、実は、要注意です。
静電気は、体からカルシウムやビタミンCを10~20%流出させてしまうんです。
ですので、静電気体質の方は肩こりがひどかったり、免疫力が低下し、体調を崩しやすくなってしまいます。
さらに、静電気体質の方は自然放電が上手くできていないので、空気中のホコリやダニをひきつけやすくなるので、皮膚の病気にかかったり、悪化したりするそうです。
●静電気の防止対策は?
静電気の防止対策として、様々な方法があります。
①お部屋に観葉植物を置く
観葉植物はマイナスイオンを発生させます。
マイナスイオンは「+」電気になってしまった身体に「-」電気を補い、静電気を起きにくくしてくれますし、精神的にもリラックス効果が期待できます。
②加湿器を使う
空気が乾燥すると静電気が起きやすくなりますので、加湿器を使って、湿度を高くしましょう。
ですが、湿度が高すぎると家の中が結露しやすくなってしまうので、加湿のしすぎには要注意です。
③柔軟剤を使って洗濯
静電気は、衣服の擦れから発生するものなので、柔軟剤を使うことで、比較的、静電気の発生を抑えられます。
また、体の中から静電気体質を改善することもできます。
①ミネラルウォーターを飲む
ミネラルウォーター(電解質飲料)はマイナスイオン摂取に最適です。
また水道水の場合は、一度沸騰させてから飲むといいです。
水に備長炭を入れて一晩おくと、マイナスイオンたっぷりの水に変身します。
②鍋を食べる
鍋が沸騰した時にでる湯気や蒸気にはマイナスイオンが含まれていますので、冬に鍋を食べることは体を温めるだけでなく、静電気防止対策にもとても効果があります。
加湿の効果もあるので、加湿器をお持ちではない方はお鍋を食べるのも手です。
③ジャンクフードや肉類は、控えめに
ジャンクフードや肉類は、栄養を偏らせ、血液を濃厚にする作用があります。静電気体質を改善するには「酸性体質」から「弱アルカリ性体質」にする事が大切です。まずは、規則正しい食生活を送るようにしましょう。
④アーモンド、ゴマ、豆腐、大根、マグロ、イワシ、アジ、昆布、ひじきなどを食べる
静電気が起きにくい体質にするには、体内をアルカリ性にする必要があります。ので、上記のこれらは、血液をアルカリ性に傾けるのにおすすめの食材です!
熱による調理損失はありませんが、水に弱い為、汁も一緒に摂れる調理法がおすすめです。
●まとめ
今回は静電気について紹介しました。きちんとした食生活や生活習慣で体調を整えましょう。
少しでも不快な静電気が防げるかもしれません。