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2019.05.07

夏の日の悩み…「蚊」の習性を知って対策をとろう!

みなさん、こんにちは!
今回は「蚊の対策方法」について紹介します。

●蚊の習性
蚊は下記のような条件を好みます。

〇新陳代謝の高い生きもの
蚊は新陳代謝の高い生き物を好む習性があります。例えばペットを連れて散歩している場合は、人間よりも体温が高いことからペットの方に蚊は寄っていきます。
また、運動した直後やアルコールを摂取した後の人が蚊に刺されやすいです。

〇黒いもの
蚊は黒い洋服を着ている人や日陰になっている場所を好みがちです。蚊が白いものを認識できないことから、こういった習性があるようです。

〇二酸化炭素
二酸化炭素に反応しやすいため、運動している人や妊婦の方は刺されやすいでしょう。

〇汗や足の臭い
蚊は化粧に含まれる尿素や足に存在する常在菌による臭いに惹きつけられやすくなります。

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●蚊の対策法
〇網戸
蚊の侵入経路を断つために1番大切なのが、「網戸」でしょう。蚊が活動するまでに破れや傷みがないか確認しましょう。
特別な窓ではない限り、右側に網戸、左側にガラスをしっかりと寄せれば網戸と窓サッシの間に隙間はできず、蚊は入りづらいでしょう。しかし、中途半端にガラスを開けていたり、網戸を左側にしたりしていると網戸と窓サッシの間に隙間ができてしまい、そこから蚊が進入してきます。

〇水たまり
庭やベランダの水たまりには気をつけましょう。
鉢の受け皿の水は適量であれば問題はありませんが、水の量が多い場合や日陰に位置している状態であれば、蚊の思うツボです。

〇部屋の中
家の中でも安心してはいけません。花瓶などに古い水をいれたままにしておくと、蚊の発生する原因となります。ペットボトルに少量の水が残っていても、蚊は繁殖することができるので注意しましょう。

●蚊対策!道具の置き場
よく蚊取り線香などといった害虫除けなどを使って蚊の対策を行っている方が多いかと思いますが、そういった道具を使う際は、蚊が入り込んでくる場所の近くに置くと効果的です。
ワンプッシュするタイプのものは、蚊が壁にとまる習性を利用して壁に成分が付着することで蚊を退治しています。
また、窓を開けて換気をしている場合は締め切って空調を使っているときよりも早く薬が拡散するため、様子を見て電機タイプの24時間蚊取り線香などと併用するといいかもしれませんね。

画像②

●蚊を見つけたときの素手での対処の仕方
蚊がプーンと飛んでいたら、よく素手で潰す人がいるかと思いますが、みなさんはそのときの手の形はどうなっていますか?
みなさんが実践しているものは、手を左右に広げて潰すといった方法かもしれませんが、蚊を潰す際の素手での対処法は実はそうではありません。
手を左右に広げるのではなく、手を上下に構えて潰す方が百発百中で蚊を仕留めることができるでしょう。
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●まとめ
夏場になると増えてくる「蚊」ですが、蚊にさされないためにも蚊がよってこない環境づくりが必要です。対策を取り、蚊がいない快適な空間を過ごしましょう。