リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.07.09

空き家をリノベーションしよう!

近年、空き家数の増加が社会問題になっています。空き家対策の一つとして中古住宅のリフォーム・リノベーションです。
今回は空き家のリフォーム・リノベーションについてご紹介していきたいと思います。


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●空き家が増加している原因
総務省が行っている住宅・土地統計調査によると、2018年10月時点の国内の住宅総数を占める空き家の割合は過去最高の13.6%でした。

空き家が増えている原因としては少子高齢化による人口減少。人口減少により住む人がいなくなった空き家を解体するにも費用がかかりますし、更地にすると固定資産税が高くなります。そのため、放置されている空き家も多く、不法投棄や犯罪の温床となるリスクが高いなど、様々な問題が発生しています。政府は中古住宅の活用や老朽化した空き家の撤去を促す政策を相次いで導入しているが、空き家の増加に追いついていないのが現状です。

●空き家をリフォーム・リノベーションするメリット
社会問題にもなっている空き家の増加。可能であればリフォームやリノベーションをすることをおすすめします。空き家を更地にするだけでも費用がかかります。そのため空き家をリフォームやリノベーションして建物の資産価格を高めたほうが良いでしょう。

自分が住まなくても、賃貸物件として貸し出すことや、リノベーションし新築のように生まれ変われば、売却した際にも買い手がつきやすくなります。近年ではシェアハウスをする人も増えてきており、リフォームやリノベーションした一戸建て住宅が人気となっています。

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●空き家のリフォーム・リノベーションにかかる費用
戸建住宅の全面リフォームにかかる費用の相場は約150万円から約500万円、リノベーションにかかる費用の相場は約250万円から約1200万円と工事内容などにより大きく異なります。

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●空き家をリフォームする際の補助金制度
空き家をリフォームやリノベーションする際に工事の内容により、国からの補助金と自治体独自の補助金をもらったり、減税をうけることができます。補助金をうけるには各種条件や種類があり、申請をして受け取ることができます。お住いの地域の自治体ではどのような補助金制度があるのか該当市区町村に問い合わせ確認してみましょう。

空き家を放置し続けると様々な問題が発生したり、資産価値も低下していきます。空き家をどうしようかお困りの方はリフォーム・リノベーションを検討してみてはいかがでしょうか?