2019.04.02
自宅にある鍋の焦げを落とすテクニック!
みなさん、こんにちは。
今回は「鍋の焦げを落とす方法」について紹介していきます。
●どうして鍋の焦げがつくの?
使用後にすぐ洗うとスポンジのみでも落としやすいですが、時間が経つと中々落ちにくいのが鍋の焦げですよね。鍋の焦げがつく理由としては、調理中にはねた食材のカスや油が焼かれては冷えての繰り返しでそれが焦げになるのです。
●掃除の前に…鍋の特徴を知ろう
鍋といっても、たくさんの鍋がありますよね。ステンレスや土鍋、アルミ鍋といろいろありますが、材質や扱い方はそれぞれ違います。まずは自分が持っている鍋の材質と特徴について知りましょう。
〇ステンレス
保温性が高く、煮込み料理に適しています。しかし焦げがつきやすいです。
〇土鍋
保温性が高く、ご飯を炊くのに使用する方が増えている反面、ひび割れしやすいです。
〇アルミ
熱伝導がよく軽いです。しかし酸やアルカリ性に弱く、黒く変色しやすいです。
●素材別!お手入れ方法
〇ステンレス
ステンレスの鍋におすすめなのは、重曹です。
まず鍋に焦げが隠れる程度の水を張り、大さじ1杯の重曹を入れて、沸騰させます。10分経過したら鍋を火から下ろし、熱を冷ましましょう。冷ましたらお湯を捨て、スポンジなどで軽くこすり落とします。
万が一、重曹を使っても落ちなかった場合は、お酢を使用してみてください。
〇土鍋
土鍋は土でできているため、金属製のものでこすってしまうと傷がついてしまいます。そんなときに便利なのが「卵の殻」です。
使い方は、土鍋に水を張り沸騰させた後にスポンジに砕いた卵の殻をつけてこするだけです。デリケートな部分に使えるのが大きなポイントです。
〇アルミ
アルミの鍋は中性洗剤で落としましょう。アルミ鍋の場合は重曹の代わりに中性洗剤を加えます。もししつこい汚れであれば、加熱後に一晩ほど放置するなどして対策してみてください。
ただし、アルミの鍋は重曹やお酢は厳禁です。アルミニウムの表面は空気に触れることでコーティングが発生します。このコーティングは酸性やアルカリ性に弱いということから、重曹やお酢は禁止となっています。
鍋の焦げ付防止対策とは
鍋の焦げ付を防ぐには、鍋の素材に合わせて火加減を調節することです。熱が伝わりやすい鍋であれば強火は避けて、弱火~中火で調理すると焦げ付き防止になります。
鍋の焦げつきに便利なのが、鍋用の焦げつき防止シートです。鍋の底に敷くだけで具材などがこびりつきにくくなっています。
まとめ
調理には欠かせない鍋ですが、焦げがつくとかなりショックを受けますよね。それと同時にお手入れ方法も気になる方が多いかと思います。鍋によってお手入れ方法は変わってきますので、その鍋にあったお手入れ方法を実践してみてください。