リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.04.02

冬に使用した「ストーブ」掃除方法とは

みなさん、こんにちは。
今回はストーブの掃除方法について紹介します。

ストーブの掃除って必要?
ストーブは使っている間は見た目もきれいな状態に見えますが、実は内側や外側には目に見えないだけで汚れが広がっています。
ストーブの外側にはホコリが積もっていたりボタンに手垢がついていたりと、かなり汚れが付着しているのです。さらに灯油を使ってあたためるストーブの内部では、燃やしたときに出るスス汚れなどがびっしりと焦げ付いているのです。
不具合を防ぐためにも、ワンシーズン終える前に、何度か掃除をした方がいいでしょう。

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タイプ別掃除法
〇電気ストーブ
発熱体を覆っている網を取り外し、内部のホコリを拭き取っていきます。水で濡らしてしまうと故障の原因になるので、乾いた雑巾などで拭くようにしましょう。

〇石油ストーブ
石油ストーブには反射型と対流型タイプの2つがあります。反射式は放射線によって壁や床をあたためることから、部屋の壁に寄せて使うことができるのが特徴です。
対流式ストーブは暖かい空気により対流を起こし、360度暖かくしてくれます。
掃除方法としては、去年使った灯油が残っている場合は抜きましょう。少量であれば新聞紙に染み込ませて捨てるといいですね。そうしたら、火がつかなくなるまで灯油を足すことなくストーブをつけておきます。火が自然と消えるのを待ち、熱を発している筒状の部分を乾拭きして、ほこりやススを払います。
反射板ストーブの場合であれば、反射板についているホコリなども払いましょう。

〇石油ファンヒーター
石油ファンヒーターは電気も使い、効率よく部屋をあたためてくれます。石油ファンヒーターの掃除方法とは、フィルター掃除です。フィルターにホコリが付着してしまうと、暖房機能が落ちてしまうので、こまめに掃除をしましょう。

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掃除をしないとどうなる?
ストーブの掃除は滅多にしないという家庭ももしかしたらあるのではないでしょうか。しかし掃除を怠ってしまうと健康面などにも被害が出る可能性があります。

〇健康面
石油ストーブが不完全燃焼を起こしてしまうと、一酸化炭素を発生させる可能性があります。一酸化炭素中毒になると命の危険が高まります。

〇ストーブの効き目
ストーブの燃焼部分は消耗品のため、年数が立てば劣化につながります。劣化したまま放置すると、燃費も悪くなり部屋があたたまりにくくなります。

〇空気汚染
どうしても使用しているうちにホコリなどは付着してしまいますよね。家庭にある布などからホコリが発生してしまい、ストーブのフィルターを詰まらせることも…
ホコリがついたままだと、胡椒の原因につながってしまいます。また、アレルゲンともなりうるので、取り除いた方がいいでしょう。

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まとめ
ストーブの掃除はした方がいいでしょう。使わないときには袋に入れてしまうと、ホコリなどが付着しにくいので、おすすめですよ!