リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.09.24

床暖房にリフォームしよう!

お家の冷たい床を暖かくして快適に過ごしたい!寒い季節、床が冷たく足元がひんやりして寒い…そのような経験一度はありますよね。リビングなど家族が集まるスペースに床暖房を設置することで、みんなが暖かく快適に過ごせます。床暖房にしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は床暖房のリフォームについてご紹介します。

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●床暖房の種類
床暖房は2種類あり、「電気式」と「温水式」に分かれています。

〇電気式
床下に電熱線などの発熱体を組み込んだパネルを設置して床を温める方法です。工事期間は約1日です。
電気式は温水式に比べて設置が簡単で、工事費用もややリーズナブルとなるため導入しやすいです。暖まるまでに時間がかかることや暖かさにムラが出ることがあります。また、長時間床に身体を密着させた状態を続けると、底の部分の温度が上がり、低温やけどにつながる恐れがあるので、脱衣所やトイレなど狭い範囲で一時的に使用するのがおすすめです。

〇温水式
床下に通したパイプにガスや電気、大気熱などで温めた水を流す方式で床を温める方法です。工事期間は約1~3日です。
工事費用は電気式に比べると高いのですが、ランニングコストは低めです。電気式と比べると暖まりが速く、均一に暖められます。暖房効果も大きく、他の暖房器具を使用しなくても十分な暖かさとなります。温度は40度程度までしか上がらないため、低温やけどの心配もありませんのでリビングなどに設置するのがおすすめです。

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●床暖房リフォームにかかる費用(約5畳の場合)
〇電気式
重ね張り 約25万~35万円、張り替え 約35万~50万円

〇温水式
重ね張り 約30万~40万円、張り替え 約40万~55万円
費用は床暖房の種類や面積によって異なります。

●床暖房のメリット
・エアコンなどのように暖かい空気が上昇しないため、足元が寒くなりにくい
・耐用年数が長く、メンテナンスも基本的には不要
・風が出ないので、空気が汚れず乾燥しにくい
・場所を取らない
・掃除がしやすい
・やけどの心配がない

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●まとめ
いかがでしたか?床暖房には「電気式」と「温水式」があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。床暖房を設置する場所などによってどちらが最適なのか施工会社と相談して、決めると良いですね。
床暖房は導入するのにコストはかかりますが、長期間使用でき、メンテナンスも不要なので家族が集まるリビングなどに床暖房を導入してみてはいかがでしょうか?