2023.11.10
古賀組新プロジェクト現場レポートNo.2
今回は第2回目の古賀組新プロジェクト現場レポートです。
地鎮祭から解体の途中の様子までお伝えします。
■地鎮祭
本格的な工事の着手前に、地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭とは、工事着手前に神様にお祈りをし土地を清め、工事の安全を願う儀式です。
代表取締役社長や専務取締役らが参加し、工事の安全を祈願しました。
ちょっと寄り道・・・建築工事に関する儀式
今回は地鎮祭の様子をご紹介しました。
実は地鎮祭のほかにも、建築工事を行う際に執り行う儀式があります。
今回の寄り道は、建築工事に関する儀式のご紹介です。
水神上げ
使用しなくなった井戸などを埋める際に行う儀式です。
井戸には神様がいらっしゃると考えられており、
井戸を埋める旨とこれまで生活するうえで欠かせない水を
提供して下さったことへの感謝を伝えるものになります。
棟上げ
建物の最上部の棟木(むなぎ)を上げる際、
すなわち建物の骨組みの完成時に行う儀式です。
無事に棟木があがるまで工事が進んだことに感謝し、
この先の工事の安全をお祈りをするものになります。
竣工式
建物が完成した際に行う儀式です。
工事が無事に終わったことに感謝し、
今後の施主様の繁栄を祈るものになります。
今回は一般的な呼び方でご紹介しましたが、地域などにより様々な呼び方があるようです。
しかしながら、工事の安全や今後の繁栄の祈願という込められた思いは同じです。
節目で感謝をする伝統は建築業界全体で大切にされています。
今回の寄り道はこれでおしまいです。
ここでは、+αのちょっとしたことを紹介していきます。
次回もお楽しみに。
■解体工事
今回は、柱や梁などの建物の構造部分を残す、「スケルトン解体」を行いました。
スケルトン解体は、建物すべてを解体するわけではないので、作業工程や産業廃棄物量が少なく済み、
工事費用を抑えることが出来るメリットがあります。
使える梁や柱を残すことで、古民家の雰囲気を残しつつ新しい装いに生まれ変わらせることが出来ます。
解体前の様子はぜひ「古賀組新プロジェクト現場レポートNo.1」をご覧ください。
これからどのように変わるのでしょうか?
次回もお楽しみに!!