リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.02.05

家の結露、どうしていますか?

みなさんこんにちは!
今回は冬の敵、「結露対策」を紹介します。

●結露の原因は?
冬に起こる結露の原因は、2つあります。1つ目は室内と屋外の温度差が大きいこと、2つ目は室内の湿度が高いことです。できるだけ室内と屋外の温度差をなくし、室内の温度を下げれば結露の発生を抑えることができます。

●結露対策をしよう!
結露が発生してからの掃除は大変ですので、出来れば結露が起こらないように対策をしましょう。
○室温
寒い冬は暖房で、部屋の中を暑いくらいに温度を上げたくなりますよね。しかし、温度を上げすぎると、結露の原因になるので温めすぎには注意しましょう。

○除湿
除湿機や除湿剤を使い部屋の湿気を吸い取ります。押し入れなどの狭いところには除湿剤を使用し、部屋全体には除湿機の使用をおすすめします。除湿機を使用すると、洗濯物の乾きが良くなったり、布団がジメジメしないなどといった効果があります。
観葉植物や花瓶などは湿気を出すものなので、結露が気になるときには置かないようにしましょう。

○断熱
家の断熱対策をすることで、外の冷たい空気が家の中に入ってこなくなり、結露を予防します。一重窓で窓付近が寒いという方は、二重窓や断熱窓にリフォームすると結露を大幅に予防できます。しかし、賃貸物件に住んでいる人はリフォームをするのは難しいですよね。そんなときは、断熱シートを窓に貼るという方法があります。

換気の前

○換気
結露の原因となる湿気を家から追い出すために換気扇を回しましょう。料理中や入浴中、室内干しをしているときなど、湿気が発生しやすい状態のときは、必ず換気扇をつけるように注意してください。

●換気の後

●出来てしまった結露はどうするの?
結露対策をしてきましたが、それでも結露ができてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
○結露給水テープ
結露した水滴が窓の下に溜まるのを防ぎたい場合、結露給水テープがおすすめです。窓の下部分にテープを貼るだけで、下に下がってきた水滴を吸収してくれるため、窓枠にカビが発生するのを防ぎます。

○拭き取り
一番手軽にできるのは、雑巾での拭き取りです。バケツを持ち雑巾を絞りながら拭き取りましょう。水滴の量が多い場合は、結露取りワイパーを使いましょう。結露取りワイパーで水滴を取り除き、雑巾で仕上げに拭くと簡単で綺麗にすることができます。

まとめの前

●まとめ
今回は結露対策を紹介してきました。もし窓やサッシなどにカビが生えてしまったら、初期の段階なら水拭きで取り除けます。しかしゴムパッキンのカビは頑固なので専用の洗剤などでなければとれない場合もあるので、できるだけ、結露が起きないように対策しましょう。