リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.06.11

「ベッドのマットレス」を自分で簡単に掃除しよう!

みなさん、こんにちは。
今回はベッドのマットレスの掃除方法について紹介します。

●マットレスの主な汚れの原因
重くて大きいマットレス…。布団とは違いなかなか掃除がしにくいのではないでしょうか。一見見た目がきれいでも、見えない汚れが付着しています。主な汚れの原因とは、就寝時の汗や湿気、皮脂汚れ、ホコリなどです。人が寝ている間にかく汗の量はコップ一杯分だとよく言いますが、それらの汚れを長時間放置しているとその汚れを餌として、ダニが繁殖してしまいます。最悪の場合はカビが生えてしまうのだとか。
特に汗をかきやすくなる今の季節はこまめに掃除をすることが大切です。

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●マットレスの掃除方法
マットレスの掃除方法を紹介します。

1.換気のため窓を開けます。
2.布団を移動させてベッドシートやパッドを外します。
3.マットレス表面を念入りに掃除機がけします。
4.マットレスを裏返し同じように掃除機がけします。
5.水で濡らし固く絞った布巾でベッドフレームを拭きます。
6.ベッドフレームがきちんと乾いたらマットレスを戻します。

簡単にできるマットレス掃除方法として、表面の掃除機がけが一番手軽にできるかと思います。縫い目部分にホコリが溜まりやすいキルティング使用のマットレスであれば、縦方向で1回、横方向で1回、計2回掃除機をかけることでホコリの取り残しを防ぐことができます。
寿命を延ばす方法として、マットレスに溜まる湿気や汚れを一か所に集中させないようにしましょう。一か所に集中してしまうとその部分だけダニが繁殖してしまいます。そのため、マットレスを戻す際に、裏表・上下を入れ替えて寿命を延ばしましょう。

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●もしカビやダニが発生した場合は?
カビやダニが発生してしまうことがもしかしたらあるかもしれません。そういったときの対処法について紹介します。

○カビ
スプレーボトルに消毒用エタノールを入れて、カビが生えている部分に直接スプレーを振りかけ、一時間ほど時間を置きます。時間が経ったら、ぬるま湯に浸して軽く絞ったタオルで叩くようにしてカビを拭き取ります。これをカビが取れるまで繰り返します。

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○ダニ
ダニは熱と乾燥に非常に弱い生物です。温度が50℃を超えると20~30分ほどで死滅し、60℃もの高温であれば一瞬で死んでしまいます。また、ダニの体は表面積が大きく水分が失われやすいため、乾燥した環境では活動が鈍くなります。
ダニの対処法としては、乾燥機を使用するのが一番です。

●まとめ
どんどん夏が近づき暑くなってきましたよね。そうなると寝ている時に汗をかきやすく、湿気がこもりやすくなります。そのため、定期的に掃除をしてカビやダニがない環境を作りましょう!