2024.01.16
タバコを吸う方必見!ヤニで汚れた壁紙掃除
こんにちは。
今回はタバコを吸う方が気になる壁紙のヤニの落とし方を紹介します。
●なんで壁が汚れる?
白い壁を黄色くしてしまう黄ばみの原因は、タバコに含まれるタールです。タールはヤニのことでタバコの煙に含まれているため、タバコの煙が部屋に広がるとヤニは壁紙に付着してしまいます。
ヤニは植物樹脂で粘着性があり、軽く拭いただけではとれません。またヤニは発がん性物質などが含まれ、強い臭いがあるため部屋全体がタバコの臭いになります。
●壁を掃除するときの注意点
〇強くこすらない
壁紙は力を入れてこすると傷ついてしまったり、破れたりする可能性があります。ですので、ヤニ落としは円を描くように軽くこするのがおすすめです。洗浄力の高い洗剤やメラミンスポンジはこすりすぎるとムラになりやすいので、気をつけましょう。
〇壁紙のつなぎ目は触らない
壁紙はクロスを複数枚つなぎ合わされています。クロスのつなぎ目に洗剤を吹き付けると水分がしみ込み壁紙が浮いてしまうため、洗剤を吹き付ける前に壁紙のつなぎ目を確認してください。
〇最初に試してみよう
成分が強い洗剤は汚れを落とす効果がありますが、強すぎると壁紙を変色させてしまうことがあります。洗剤を壁に吹き付ける前に目立たないところに試して壁紙に変化がないか確認しましょう。
●掃除を始めよう!!
〇漂白剤洗剤
頑固なヤニの汚れには漂白剤洗剤も有効的です。お湯で漂白剤洗剤を10%程度に薄め、スプレーボトルに入れ、壁紙に吹き付け、拭いていきます。汚れが浮いてくれば雑巾でふき取り、水拭き、乾拭きをして完成です。
〇重曹
ヤニの汚れは油性で、油性の汚れに効果があるアルカリ性の重曹はヤニの汚れに高い効果を発揮します。スプレーボトルにお湯と重曹の割合が9.5:0.5の重曹水溶液を入れ、壁紙に吹き付けます。そのあとはスポンジなどで汚れを落とします。
ヤニの汚れがひどい場合はスプレーを直接吹きかけ、ブラシなどで掃除をします。汚れが浮いてきたら雑巾でふき取り、水拭き、乾拭きをして完了です。
〇セスキ炭酸ソーダ
重曹で落とせないヤニの汚れはセスキ炭酸ソーダを使ってみましょう。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも強いアルカリ性なので、洗浄力は重曹の10倍といわれています。ですので、落とせないヤニの汚れは、セスキ炭酸ソーダを使うと汚れが落ちる可能性があります。掃除の方法は、重曹と同じです。
クロスのリフォーム事例を紹介
●まとめ
今回はヤニの汚れについて紹介しました。家の壁紙が黄ばんできたなと思ったら、汚れを落としましょう。ひどくなる前に掃除をしてきれいを保ちましょう!