2023.09.09
トイレの種類はこんなにあるんです!Vol.1
こんにちは!古賀組 秋野です。

今回は、トイレのタイプごとの特徴や機能をご紹介したいと思います!
1.トイレの種類
トイレには大きく分けて和式トイレと洋式トイレの2種類があります。
和式トイレは昔ながらの形状のトイレです。便器をまたぎ、しゃがみ込む姿勢で使用します。
そのため、和式トイレは足や腰に負担がかかりやすいといったデメリットがあり、
最近では、一般の家庭での設置はあまり見られません。
洋式トイレは椅子のように座って使うタイプのトイレで、
住宅では一般的に使われているタイプのトイレです。
2.洋式トイレのタイプと特徴
洋式トイレにも温水洗浄便座が一体になったものやタンクがついていないものなど、
いくつかのタイプがあります。自分の希望にあったトイレを選ぶためにも、
洋式トイレの種類や特徴について知っておきましょう。
☆洋風便器(組合せ便器)
組合せ便器とは、便器と便座を組み合わせて使用するトイレのことです。
故障の際などに、故障した部分だけを取りかえることができるというメリットがあります。
一方、タンクに水がたまらないと水を流せないので、
水を流すときはタンクに水がたまるまで待つ必要があり、
連続で水を流せないというデメリットもあります。
☆シャワートイレ一体型便器

シャワートイレ一体型便器は、
名前のとおり、シャワートイレと便器が一体になっているタイプのトイレです。
一般的に、手洗いつきタイプと手洗いなしタイプがあります。
便座と便器に一体感のあるデザインで、凹凸が少なく掃除がしやすい
というメリットがあります。
一方、洋風便座(組合せ便器)と同様にタンクに水がたまっている状態でなければ
流せないというデメリットがあります。
☆シャワートイレ一体型便器(タンクレス)

シャワートイレ一体型便器(タンクレス)は、
シャワートイレと便器が一体になっているタイプで、さらにタンクがないトイレです。
タンクがあるトイレに比べ、タンクがない分小さいサイズであることが多く、
狭いトイレ空間でも設置することができます。
シンプルで凹凸が少なくつるっとしたデザインで、お手入れしやすいこともメリットです。
タンクレストイレはタンクがない代わりに、水圧を利用して便器を洗浄します。
そのため、マンションの高層階など水圧が低い場所には設置できないこともあるので、
取り付けの際には注意が必要です。
☆キャビネット付きトイレ

キャビネっと付きトイレは、タンクや給水管を隠し、
さらに掃除道具などを収納できるキャビネットがついたトイレです。
タンクや給水管が隠れているため、すっきりとしたトイレ空間を実現できるだけではなく、
お手入れもしやすいトイレといえます。
タンクは表からは見えませんがタンクレストイレではありませんので、
洋風便器と同様にタンクに水がたまるまでは流せないというデメリットがあります。
3.洋式トイレの便座の種類
洋式トイレのタイプを選んだら、次はどのような便座にするかを決める必要があります。
便座にも種類があるため、機能やメリットをきちんと把握したうえで選びましょう。
☆普通便座
暖房機能や温水洗浄機能など、特別な機能を備えていない便座は、普通便座に分類されます。
電気を使う必要がない分、設置や使用時にかかるコストが少なく、
故障する心配もないのが特徴です。
普通便座の形にはU型とO型の2種類があります。
☆暖房便座
暖房便座とは、便座を温める機能を備えた便座です。
座る部分を温かくできるので、冬場など便座が冷たくて使いにくい
という悩みが解決されます。一般的に、便座の温度は調節が可能です。
暖房便座は、基本的に常時便座を温め続けているため、
使用していない時も光熱費が発生します。
できるだけ費用を節約するには、節電機能を持った便座を選んだり、
使わないときはフタを閉めたりなどの工夫が必要です。
☆温水洗浄便座
温水洗浄便座とは、おしりを洗浄する機能とビデ機能、暖房機能の3つの機能を備えた便座です。
温水洗浄便座には大きく分けて、貯湯式と瞬間式の2種類があります。
貯湯式は、洗浄機能を使用する際に必要なお湯をためるタンクを備えているタイプで、
便座そのものの価格は瞬間式に比べ安価ですが、
長時間使用を続けると湯切れを起こす可能性があり、瞬間式に比べて電気代がかかりやすいとも言えます。
瞬間式は、お湯をためるためのタンクはないため湯切れの心配がなく瞬間式に比べ
電気代も安いものの、便座本体の価格は貯湯式よりも高価となります。