シャッター・雨戸も寒さ対策に有効です

シャッター・雨戸も寒さ対策に有効

今お住いのご自宅にはシャッターや雨戸は設置されているでしょうか。
設置されていても使っていなかったりしていませんか？
設置されているのに使わないのはもったいない！
実は、シャッターや雨戸も寒さ対策に有効なんです！

住まいの中で最も熱の流出入が多いのは、窓などの開口部なんです。
なので、窓から部屋の暖かい空気が外に逃げないようにすることが、
寒さ対策には大切です。
LIXILの社内試験の結果、室外0℃、室内20℃の条件の場合、
シャッターを設置している場合、設置していない場合と比較して
5.5℃も室内窓の表面温度が高いことが分かりました。
雨戸においても、パネルに断熱材を注入し保温効果を高めたものもあります。
シャッターや雨戸を閉めることで、窓との間に空気の層ができ、
その空気の層が断熱効果を発揮して熱の流出を防ぐことができるんです。
外の冷たい空気の影響を受けにくい環境をつくることができます。

シャッターや雨戸がお住まいに設置してあるなら、ぜひ夜は閉めてお休みください。
今ある設備も有効に活用して、寒い冬も快適に過ごしましょう。

シャッター・雨戸の寒さ対策以外の効果

シャッターや雨戸は、寒さ対策以外にも効果を発揮します。

①防犯対策

住宅への侵入を狙う者は、侵入までの時間がかかることを嫌うといいます。
シャッターや雨戸を設置することで、突破される時間を稼ぐことができるので実際に被害にあう可能性を減らすことが見込めます。
また、シャッターや雨戸がしっかり設置されていれば、防犯意識の高い家だと思わせ、そもそも狙われる可能性そのものを減らすことが期待できます。

②台風対策

夏～秋にかけては台風対策としても有効です。
台風により窓ガラスが割れてしまうと、避難が必要になった際の経路の妨げになるほか、
強風が屋根を吹き上げてご自宅にさらに大きな被害が出ることもあります。
シャッターや雨戸で飛来物に備えることは、ただ窓ガラスが割れるのを防ぐだけでなく
ご自身やご自宅全体を守ることにつながるのです。