2023.05.09
朝倉市の風土、気候、環境に適した住まい徹底解説
朝倉市の寒暖差が激しい地域
福岡県の中央に位置する朝倉市は
夏は暑く、冬は寒い県下でも気温に対し気の抜けない地域です。
1994年7月16日最高気温38.8℃を記録し
2016年1月25日には最低気温マイナス8.3℃を記録しています。
ちなみに暑さで有名なお隣日田市の最高気温は
2018年に記録した39.9℃でした。
38℃の気温の中では熱中症のリスクが高まり
車の車内の気温も命の危険があります。
マイナス8.3℃の気温の中でも正しく防寒をしないと
命の危険があり、路面の凍結による車のスリップなど
生活に支障が出る気温となります。
高地や山地に位置している訳ではありませんが
冬場は放射冷却により氷点下になることも多く
日中の冷え込みは厳しくないものの
寒暖差の激しいエリアと言えます。
ちなみに外気温がマイナス4℃以下になると
水道管の凍結リスクが始まります。
地域の自然環境の特性を考えた住環境
北海道の家は断熱効果が高く寒さに対応した家になっています。
また、雪深い地域なので雪かき、除雪がしやすいように
敷地に塀やフェンスがありません。
一方で南国の沖縄は、海に囲まれているため、海風を利用し
間口や開口部を広く取り、沢山の風を室内に通し
暑さ対策や湿気対策を行っています。
いっぽうで強烈な台風の通り道となっているため
強固な塀や鉄筋コンクリート造で対策しています。
このように地域の自然環境や特性を考えた住環境が求められますが
朝倉市は北海道ほどの寒さや豪雪地帯でもなく
沖縄のような紫外線の強さ、湿度の高さもなく台風も沖縄程ではありません。
しかしながら朝倉市やその周辺地域の
夏の暑さと冬の寒さは厳しいもので
天気予報など注視しておく必要があり
冬場の早朝など路面や車のフロントガラスの凍結により
朝の支度に時間がかかることもしばしばです。
九州と言うだけで「暖かい」「南国」というイメージがありますが
山間部では雪が積もりタイヤのチェーン規制も珍しくありません。
基本的に生活様式は夏をベースとしていることが多い為
冬場はヒートショックの危険性が高いとも言われています。
近隣には温泉があることで長湯文化や暑いお風呂が好きな方も多く
冬場の露天風呂などの経験から
「浴室は寒いもんだ」という間違った常識もリスクを高める要因の一つです。
意外に思われますが北海道はヒートショックの発生率が
沖縄に次いで2番目に低いエリアになります。
ヒートショックは気温が低いから発症するものではなく
急激な温度変化によって血圧や心拍数が変動し
心筋梗塞や脳卒中などの重篤な疾患を引き起こすことです。
一般的に冬場の寒い時期にヒートショックで倒れると思われがちですが
夏場の暑い場所からクーラーの効いた涼しい場所に移った際にも
発症する場合があるのでお気を付けください。
これから夏を迎える前に
朝倉市の夏の気温、台風の対策をするだけでなく
冬場の寒さも考えたリフォーム、リノベーションを考えて行きましょう。
そして出来れば夏でも冬でも両方対策できるお得な住宅設備を検討しましょう。
今回はお得に、そして賢く、朝倉市で快適に過ごすことができる
住宅設備について朝倉の地で創業して133年の歴史を持ち
水害や河川工事、インフラ整備に携わり
この地域の気候や環境、風土に精通した古賀組が
朝倉市の最適な住環境をご案内いたします。
厳しい自然環境から資産を守ってくれる
カーポートの役割
カーポートの役割は
雨の日に濡れずに車の乗り降りができるという
傘と同じような機能だけではありません。
車は紫外線や雨、黄砂や鳥のフンにより劣化します。
劣化スピードが早いと、その分修理代がかさむことになります。
屋根があるだけで、洗車の回数も減らすことに繋がります。
また強固な屋根があることで、強風が吹く台風下で飛来してくるモノから
愛車を守ってくれます。
夏場は車にとっても厳しい季節ですがカーポートSWは
屋根材はスチール折板(ガルバリウム鋼板)で
外壁材などにも使用される屈強でタフな素材でできており
紫外線と日射、熱射もカットします。
台風のような猛烈な風が吹くと瓦屋根も容赦なく飛んできますが
強度が高い折板形状で屈強な素材で出来ており
強風や嵐、台風下でもカーポートがしっかりと愛車も守ってくれます。
朝倉の冬場と言えば車のフロントガラスの凍結ですね。
フロントガラスが凍る原因は、「霜」と「放射冷却」です 。
気温が5℃以下で物体の表面が0℃以下になると霜がおり
放射冷却で冷えたフロントガラスに付着することで凍結します。
実はカーポートがあると放射冷却を防ぐことができるんです。
フロントガラスの凍結は霜によるものです。
霜は空気中の水蒸気が放射冷却によって凍って降ってきたものなので
遮るものがあればフロントガラスに霜が降らなくなって、凍ることもありません 。
つまり、カーポートのような屋根の付いた駐車場に停めることで
霜がフロントガラスに降りること自体を避けられるため
結果的に凍結を防ぐことになります。
これで放射冷却を溶かす時間やガソリン代
凍結防止のアイテムなどの出費が抑えられるだけでなく
朝の急いでいる時の放射冷却によるストレスが解消されるメリットも大きいですね。
朝倉市は車社会のため、愛車を守るカーポートがあると
様々な面で便利です。
古賀組ではカーポートSWだけでなく様々なタイプのカーポートを選べます。
ご予算やデザイン、駐車スペースの形状などに合わせご提案致します。
またカーポート単体だけでなく、泥はねや雨によるぬかるみを解消する
土間コンクリートの対応や、倉庫や照明の設置など
お好みのカーライフや、車以外での用途にも活用できます。
熱は開口部でコントロール
朝倉市は山々に囲まれており
特性上、夏暑く、冬寒い環境になります。
特に近隣に日田市と久留米市という
有数の猛暑地域に挟まれているだけでも更に暑さを感じてしまいます。
平野でもあり夏は日差しが強く、そして日が長いこともあり
熱中症や日焼けの危険が高い地域といえます。
住宅の中では、窓やドアなどの開口部から熱が入り込み、室温が上昇してしまいます。
気温に対するセンサーが敏感ではない
小さな子どもや高齢者、そしてペットにとっては命に関わる問題です。
そこで、暑さの通り道となる窓やドアのリフォームやリノベーションを行い
断熱性や遮光性の高いものに交換することで
室温の上昇を抑えて快適に過ごせるだけでなく、熱中症や日焼けの予防にもなります。
旧来の窓やドアは熱伝導率が高く、エアコンで涼しくなった室内の温度を上昇させることになります。
断熱と聞くと冬の時期に活躍しそうなイメージがありますが
夏場の外気の熱を通さない、室内に侵入させないのも断熱の役目です。
また断熱性能が上がることで、室内の湿度管理がしやすくなり
カビやダニの繁殖を防ぐ効果が期待され
アレルギー症状や呼吸器疾患のリスクが減少することも期待できます。
また、断熱効果の高い住宅設備には防音効果があるため
外部の音も、室内の音もカットされプライベートが確保できます。
【冷房費の節約】
夏は暑さをしのぐために冷房を使うことが多くなりますが、光熱費に大きな負担となります。
断熱性能の高い窓やドアのリフォームやリノベーションを行うと
冷房の効果が高まり、冷房を使う時間や温度設定を減らすことができます。
また、窓に日よけを取り付けることも効果的です。
日よけは古来から「すだれ」や「よしず」など生活の知恵として活用された
エコで省エネのアイデアになります。
補助金を賢く活用しましょう
断熱性能の高い窓や玄関には
『先進的窓リノベ』
と
『こどもエコ住まい支援』
の補助金が申請できます。
特に窓のリフォームは窓の取替えから内窓まで幅広い商品が揃っており
補助額も高く設定されています。
また窓やドアは高い断熱性能があり、大掛かりな工事をしなくとも
高い省エネ効果が期待でき、光熱費削減の貢献度が高いリフォームと言えます。
<リフォームの計画は今の時期がベスト>
大きな支出であるリフォームにかかる費用は
事前にしっかりとした計画が重要です。
この時期は年度の始まりであり
家計の収支を見直す時期でもあるため
リノベーションの費用を予算内に収めることがしやすくなります。
そしてリフォーム工事は、計画から完成までに意外と時間がかかるものです。
そのため、希望の時期に工事を終わらせるためには
早めに動き出すことが大切です。
一般的にお正月には新しい環境、設備で年を越したいと言うニーズが多く
逆算していくとゆとりのあるこの時期から
計画をスタート、ショールームなどじっくり確認することが
失敗しないリフォームのコツと言えます。
さらに、夏になると天候が安定しており
工事の進行や作業が順調に行われる可能性が高まります。
また、建築材料の乾燥時間も短くなるため
作業の進行がスムーズになるメリットもあります。
暑さの心配ですが、最近では送風機が付いた作業着もあり
以前よりも現場環境も改善されてきました。
寒さで手作業が難しい環境よりも
日照時間も長く、作業現場が明るい夏場の方が
作業効率も向上します。
以上の理由から、梅雨時期にじっくりと室内で計画を立て
その後に工事スタートという流れで秋や冬に工事を終え
すっきりと新たな設備で正月を迎えられるといいですね!
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