スタッフブログ

2023.08.17

【9月1日は防災の日】災害対策リフォーム

9月1日は防災の日ということをご存知でしょうか。
この日は、1923年に関東大震災が発生した日であり
また9月初旬は台風が多く発生する時期でもあります。
そのため、1960年に内閣で制定されたこの日は
国民の防災意識を高めることを目的とした啓発日となっています。
さらに1982年からは、防災の日を含む1週間を防災週間として定め
各地で様々な防災訓練や防災教育が行われています。
自宅や職場でも、防災対策や備えを見直す機会として活用しましょう。

日本は地形的にも地質的にも災害リスクが高い地域です。
昔から地震や台風などの自然災害に見舞われてきましたが
それらを克服してきた国民性でもあります。
しかし現代は、地球温暖化などの要因により
過去の教訓やデータが通用しない気象状況になっていると言われています。
河川の堤防や橋梁の老朽化や
当時の想定を上回る雨量が原因となり
河川の氾濫や橋の倒壊につながっているケースもあります。
2017年の西日本豪雨時も朝倉市は545mm/日の
地域では過去最高の降水量を記録しましたが
昨今は台風や梅雨時期でも
「過去最高の降水量」や「1日で8月分の降水量を記録」など
以前の経験や予測が通用しない気象状況が続いています。
実際に台風の上陸回数が増えていることや
線状降水帯という新たなワードが生まれていることもその証拠です。

どうすれば自然災害に備えることができるでしょうか。
まずは、自分たちが住む家に目を向けてみましょう。
ほとんどの住宅は以前の気象データを基に作られていますが
現代の台風や線状降水帯、地震などの自然災害に耐えられるでしょうか。
建物の耐震性や耐風性を高めるリフォームは
災害に備える防災対策として有効です。
また、停電など災害後の生活に備える減災対策として
太陽光発電や蓄電池などの設備もおすすめです。
防災だけでなく減災の考えを基にした家づくりは
自然災害に強いだけでなく快適で安心な暮らしを実現します。

|災害に強い家づくりとは

< 地震対策 >

まず、地震に対しては、耐震性を高めるリフォームが必要です。
耐震性とは、地震の揺れに耐える強度を持つことです。
耐震性を高めるリフォームには
柱や梁の補強、壁や床の補修、基礎の改良などがあります。
また、家具を設置するのではなく
造作家具で対応すれば倒れる心配もなくます。
また造作家具にすれば
ホコリが溜まりやすい家具の裏側がなくなり
カビの発生も抑える利点もあります。
これらのリフォームを行うことで、地震大国として
地震が起きても安心で被害を抑える家づくりになります。

< 台風対策 >

次に、台風に対しては、防水性や耐風性を高めるリフォームが必要です。
防水性とは、雨水や浸水から家を守る能力です。
特に台風のような暴風に見舞われると
普段の雨では濡れないような箇所にも雨水が届き
乾きが遅くなるとカビや腐食の原因になります。
耐風性とは、強風による飛散物や破損から家を守る能力です。
防水性や耐風性を高めるリフォームには
屋根や外壁の塗装や補修、窓やドアの交換や補強
排水設備の改善などがあります。
お庭や玄関まわりの外構、エクステリア周辺も
水はけが良く、土砂が流れてきても
掃除のしやすい環境を作ることや
雨樋を計画的に排水する流れを作るなど
対応できる範囲やアイデアは沢山あります。
これらのリフォームを行うことで
台風が来ても安心な家となります。

< 停電対策 >

地震や台風、大雨の際には
共通して停電のリスクが生じます。
停電に対しては、電力の自立性や断熱性能が求められます。
自立性とは、電気が止まっても生活できる能力です。
2016年4月の熊本地震では
5日間にわたり最大約48万戸の停電が起きました。
猛暑の時期や冬の寒い時期で停電になると
自立した電力の確保、蓄電池などが活躍します。
停電時に断熱が必要な理由は
電力が不安定な場合や発電機が手元にある場合
猛暑の時や寒い日に少ない電力で
室内の温度を永く保つ必要が求められる場合
断熱の力で、涼しい室内、暖かい室内の空気を
外に逃がさず、外から侵入させない省エネに大きく貢献します。
備えとしては
太陽光発電や蓄電池の設置
断熱材の導入や断熱性能が高い窓ガラスへの交換などがあります。
これらのリフォームを行うことで
停電が起きても普段と同じで
明るく温かい室内で快適に過ごせます。

< 猛暑対策 >

昨今の夏の猛暑は新たな災害と言えるでしょう。
特に久留米から日田にかけては
近年記録的な最高気温が続いています。
朝倉もその影響を受けて、暑さに耐える日々です。
そんなとき、エアコンは欠かせませんが
無駄に電気を使わずに効率よく冷房するには、どうすればいいのでしょうか。
エアコンの効きを良くするには、断熱と気密が重要です。
断熱とは、外からの熱や寒さを遮断することです。
気密とは、空気の流れを制御することです。
断熱が不十分だと、エアコンで冷やした空気が外に逃げてしまいます。
気密が不十分だと、外の暑い空気が入り込んでしまいます。
その結果、エアコンの効果が低下し、電気代が高くなります。
しかし、気密性が高すぎると、別の問題が起こります。
それは、室内の空気が汚れてしまうことです。
窓を閉め切っていると、新鮮な空気が入らなくなります。
室内の空気は、人やペットの呼吸や汗
調理や洗濯などで湿度や臭い、有害物質などが増えていきます。
これらのものが溜まっていくと
シックハウス症候群やアレルギーなどの
健康被害を引き起こす可能性があります。
では、どうすれば室内の空気を清潔に保ちながら
エアコンの効果も高めることができるのでしょうか。
その答えは、24時間換気システムです。
24時間換気システムとは
住宅内の空気を常に入れ替える仕組みです。
窓を開け閉めする必要もありませんし
風が吹いていなくても効果的に換気できます。
ただし、普通の換気システムだと
外から入ってくる空気はそのままの温度です。
つまり、夏は暑い空気を取り込んでしまいます。
そこでおすすめなのが、熱交換型換気システムです。
熱交換型換気システムとは
外に排出する空気の熱を利用して
外から入ってくる空気の温度を調整する仕組みです。
例えば、夏は外から入ってくる暑い空気を
冷やしてから室内に送り込みます。
逆に冬は外から入ってくる寒い空気を
温めてから室内に送り込みます。
これにより、室内の温度差を抑えて快適さを保ちます。
断熱と気密でエアコンの効率を上げつつ
24時間換気システムで室内の空気を清潔に保ちましょう。
特に熱交換型換気システムは
省エネで快適な住環境を作ることができます。

以上のように、災害に備えるためのリフォームは
地震・台風・停電そして猛暑など
それぞれに対応した工事が必要です。
まずは9月1日の防災の日をきっかけに
ぜひ一度、お住まいの状況をチェックしてみてください。
どこが弱点で、どこに老朽化した箇所があるか?
どこから手を付けるべきか?
それを見極めるためには、専門家のアドバイスが欠かせません。
古賀組ではドローンを飛ばして普段チェックできない
屋根の確認も行えます。
もちろんその他の箇所も無料で診断や見積もりを行っていますので
お気軽にご相談ください。災害に強い家づくりを一緒に考えましょう。

古賀組
古賀組


\古賀組不動産/

筑前町,朝倉,中古住宅,リノベーション
【人気の筑前町】お得なリノベーション物件は、築42年なのに新築物件の設備と同じ!!
朝倉市,筑前町,新築,戸建て,移住
春の新生活にピッタリな「タイパの良い」スマートレイアウト住宅 | 創業133年の老舗企業が手掛ける新築住宅に注目!

~お役立ちコンテンツ~

浴室,健康,美容,朝倉,筑後,小郡
猛暑の夏バテ解消に入浴のススメ | 理想の自宅スパリフォーム
ペット,リフォーム,朝倉
【ペット共生型リフォーム】ペットも人も快適な暮らし
水まわり,リフォーム,朝倉
水まわりを一新してお盆の帰省や来客に備えましょう!!
台風,線状降水帯,朝倉市,小郡市,うきは市
住まいの防災・減災対策~長雨や大雨、線状降水帯や台風への備え
ZEH,断熱,朝倉,小郡,うきは
【玄関ドアは過去最大の補助率】国の補助金「住宅エコリフォーム推進事業」を徹底解説!!
快適リフォーム,夏,福岡,朝倉市
夏の暑さ対策!涼しさアップ快適リフォーム
朝倉市,リフォーム,日田市,筑紫野市,筑前町
朝倉市の風土、気候、環境に適した住まい徹底解説
エクステリア,大宰府,筑紫野,小郡市,朝倉市
お庭に出たくなる季節到来|なぜ外構・エクステリアリフォームが人気なのか
古賀組

株式会社古賀組,朝倉市,福岡県