2024.01.09
地震大国ニッポンの住宅。耐震リフォームで、安心・安全な暮らしを守ろう
おだやかな元旦の日に
衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。
最大震度7を観測する
能登半島地震では
多くの被害が発生し
今も必死の救助作業が行われ
気の抜けない余震が繰り返されています。
この地震により、被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の復旧・復興に
尽力されている皆様に、心より敬意を表します。
弊社は、被災地の一日も早い
復旧・復興を心より願っております。
連日報道される地震関連のニュースを見て
「ご自宅の耐震性が心配になった」
という方も多いのではないでしょうか。
災害により自宅が被害にあうと
避難所に避難するか
最近では車中泊を選択する人も多いようですが
長い期間、不便を強いられる生活となります。
日本は地震大国として知られています。
一年の始まりであるお正月に
大きな地震に見舞われるとは
誰も予想していなかったことでしょう。
それだけ、いつ何時でも
起こりうる災害のリスクに
我々は備える必要があります。
朝倉市においては
警固断層、西山断層、水縄断層の影響が想定されています。
地震の予知や予測を当てにせず
「来るかもしれない」という
心構えで準備をしておきましょう。
そのため、住宅の耐震性は重要な課題です。
耐震診断を受けるべき住宅は、旧耐震基準の建物だけではない
国土交通省によると
日本には総戸数約5360万戸のうち
旧耐震基準(昭和57年5月31日以前に着工)の建物が
約700万戸存在しています。
これらの建物は、地震の際に
倒壊や被害のリスクが高く
耐震診断を受ける必要があります。
しかし、新耐震基準(昭和57年6月1日以降で着工)
の建物でも、耐力壁の量や配置が
不十分な場合、耐震性に不安が残ります。
そのため、耐震診断を受ける目安は
2000年基準(平成12年の建築基準法改正)
より前に建てられたかどうかです。
2000年基準以降に建てられた建物は
旧耐震基準の建物に比べて
耐震性が向上していますが
それでも経年劣化や地盤の状況によっては
耐震診断を受ける必要がある場合もあります。
耐震性の高い住宅は
地震が発生した際に
倒壊や被害を軽減する効果があります。
しかし、新たに耐震性能が高い
新築住宅を建てるにも費用がかかります。
耐震性能が高い住宅は最新の
新築住宅だけが対応している訳ではなく
現在お住まいの住宅も耐震化が可能です。
大切な人や家族を守りそして資産を守るためにも
今住んでいる自宅の耐震リフォームを
検討してみてはいかがでしょうか。
具体的に今お住まいの住宅の耐震化を行う方法として
◆柱や梁の増設や補強
◆筋交いの増設や補強
◆耐震金物の設置
◆基礎の改修
地震には横揺れや縦揺れの種類があり
敷地の土壌や周辺環境により
揺れ方や被害も様々です。
液状化現象が起こる地域もあれば
地面が隆起するケースもあります。
古賀組は災害復旧から興った企業として
地域の暮らしを支える事業を担っています。
リフォーム業だけでなく
不動産業やリノベーションや新築事業
そして公共工事などの大型工事に携わった経験から
様々な建設、建築および地盤改良から
給排水工事、基礎工事を含め
あらゆる工事に対応できます。
また、古賀組ではサポート体制を充実させており
ご希望の方には、専任のスタッフによる
定期訪問を実施しています。
クラック(ヒビ)や傾きなど
分かりづらい点や不安な点のチェックや
普段確認できない屋根や床下など
ドローンを活用しチェックすることも可能です。
総合建設業である古賀組なら
住宅の建物部分だけでなく
外構も含め、基礎や土壌含め
住環境トータルの対応が可能です。
減災の考え
1995年に発生した阪神淡路大震災から
減災という取組みが生まれました。
起こる災害に対抗する、防災だけでなく
避けられない災害の被害を最小限に抑える
減災という考えは耐震化はもちろん
災害時の避難先や、食料の備えや
ライフラインが止まった際の生活を
事前に想定しておくなど
被災時の生活に備えておく必要があります。
災害発生時の被害ではなく
災害発生後の避難生活や
心身への負担が原因で体調を崩したり
メンタルに支障をきたす方もいらっしゃいます。
慣れない避難生活を少しでも和らげるために
最近では自宅の敷地内の安全が確保が出来た場合
車中泊で余震が収まるのを待つ方や
ライフラインの復旧まで過ごす方が増えています。
アウトドアが人気になったことで
屋外でも過ごしていけるアイテムを所有している方も増え
プライバシーが確保できる車中泊を選択されています。
地震などの災害時に避難所は混雑し
トイレやシャワーなどの設備が
不足する場合があります。
また、避難所生活はストレスが溜まりやすく
体調を崩す人も少なくありません。
そのため、避難所の混雑や
避難所生活のストレスを避けたい人は
車中泊を選ぶ傾向があります。
避難所には、ペットの同伴が
禁止されている場合があります。
車中泊なら家族の一員でもあるペットと
一緒に過ごすことが可能です。
しかし車の用途は生活を行うように設計されておらず
寒い冬の季節には放射冷却により
気温もグッと下がり、フロントガラスも凍結するほどです。
夏場は紫外線や日差しにより車内が高温になります。
そんな時、車を自然の猛威から守ってくれる
カーポートがあると更に安心です。
自助・共助・公助
何より、災害は避けられない考えを持ち
日頃から避難場所の確認を
家族の中で確認しておくことや
保存が可能な非常食や飲料水の確保
そして寒い時期に備えた防寒対策や
暑い夏場の熱中症対策など
様々なことを想定しておくことが重要です。
災害発生時、朝倉市周辺の場合は
家屋の倒壊やがけ崩れなどに気を付け
広い場所に避難をしましょう。
また普段からご家族や、近隣の方と
コミュニケーションを取り
自助と共助と公助で災害に備えましょう。
古賀組は
耐震リフォームにも対応しています。
お客様のご希望に合わせて
最適なプランをご提案いたします。
ご相談も承っておりますので
お気軽にお問い合わせください。