冬は光熱費（出費）が増える季節 | 断熱が寒さと暑さを防ぎます

9月も終盤を迎え
10月に入ろうとしています。
朝倉市の平均気温（1991～2020）に目を通すと
9月から10月にかけての温度変化が激しい傾向にあります。

これからの時期は徐々に温度が下がっていきますが
一般的に、室温が18℃以下になったら
暖房をつけ始める人が多いようです。
人によって感じ方が異なるため、一概には言えませんが
10月の最低気温が12.8℃近くになるとしたら
暖房をつける頻度が高まります。
断熱性能が低い家では
熱が室外に逃げやすくなるため
暖房をつけていても、室温がなかなか上がらなかったり
設定温度を高くしなければならなかったりして
エネルギー消費量が高くなってしまいます。
特に冷暖房によるCO2の排出量は
住宅内では全体の25％を占めています。

その他は照明や家電、給湯など冷房も含め
どれも生活するにあたって必要な事ではあります。
色んなモノが値上がりを続ける中で
電気代の値上げも想定しつつ
生活費の削減を考える中で
暖房を控え、寒さに耐える生活は非常に危険です。
イギリスやドイツをはじめとする
ヨーロッパでは「暖かい家と人権」という考えがあり
室温が18℃以上となるようルールが設けられ
室温が低い賃貸住宅は
国がオーナーに対し改善を義務付けられています。
要するに「寒い家は住む環境ではない」という認識のもと
住まい環境が成り立っています。
日本では「寒さは着こめばなんとかなる」
という防寒対策を推奨する謎ルールがありますが
一方で室内では「上着を脱ぎなさい」としつけられます。
何故ヨーロッパでは冬でも暖かい家を推奨するのかと言えば
快適性だけでなく、寒い環境下では
健康被害にも影響が及ぶことが分かっているからです。
断熱性能の高い住宅は
冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができるため
居住者の健康と快適性につながるとされています。
実際に非断熱住宅から断熱対応の住宅に
転居した際の疾病との関連を
環境省がデータとして取り上げています。

ヨーロッパでは、環境問題への対策として
断熱性能の高い住宅を普及させています。
日本でも、カーボンニュートラルを目指すために
断熱性能の向上に力を入れています。
現在、『住宅省エネ2023キャンペーン』という補助事業が行われており
補助金がもらえるとあって
断熱化だけでなく住宅が高機能で新しくなるため
人気が高く、問い合わせも多いです。
日本の住宅は、他国に比べて
断熱性能が低いものが多いと言われています。
そのため、断熱性能を改善することで
大きな効果が期待できます。
日本のCO2排出量のうち
家庭部門からの排出量は
16%に当たる年間1億9200万トンに上ります。
これは、杉の木が1年間に吸収する
CO2排出量に換算すると
約384本分に相当します。
具体的には、1世帯あたりの
CO2排出量は3.4トンで
これは杉の木が1年間に吸収する
CO2排出量の約120本分に相当します。

そのため、経済活動を制限し
CO2排出量を減らす動きを取るよりも
住宅の断熱化を行うことで
全体のCO2排出量を減らす方が
ポテンシャルが高いだけでなく
メリットも多いと考えられています。
なぜなら断熱化は光熱費を抑えるだけでなく
住んでる人の健康面や快適性にもプラスになります。
断熱化は国土交通省だけでなく
経済産業省や環境省なども関与しています。
例えば、「こどもエコ住まい支援事業」は国土交通省
「先進的窓リノベ」は経済産業省と環境省が担当しています。
これらの事業は、GX（グリーントランスフォーメーション）という
政府の方針に沿って推進されています。
私たちは、自分の住まいの断熱性能をチェックし
必要なら改善することで、環境問題への貢献だけでなく
自分自身の生活も豊かにすることができます。

以上の事から
地球環境だけでなく、健康面、経済的にも
断熱性能を高めることが大切です。
断熱性能を高めると、熱が逃げにくくなり
暖房をつけていても、室温が上がりやすくなります。
また、暖房の設定温度を下げることも可能になり
光熱費の削減につながります。

断熱性能が低い日本の住宅の問題点

【冷暖房費が高額になる】

断熱性能が低い住宅では
冷暖房の効率が悪く
夏は暑く、冬は寒くなりやすいため
冷暖房費が高額になります。

【結露が発生しやすくなる】

断熱性能が低い住宅では
外気と室内の温度差が大きくなり
結露が発生しやすくなります。
結露は、カビやダニの原因となるため
健康被害のリスクが高まります。

【ヒートショックのリスクが高まる】

断熱性能が低い住宅では
室内と室外の温度差が大きくなり
ヒートショックのリスクが高まります。
ヒートショックは、脳卒中や心臓発作などの原因となるため
重大な健康被害を引き起こす可能性があります。

【居住環境が悪くなる】

断熱性能が低い住宅では
夏は暑く、冬は寒いため
快適な居住環境が得られません。
また、結露が発生すると
カビやダニの発生により
悪臭や不快感の原因にもなります。

外気と、室内の熱は
窓やドアなどの開口部が大きく影響しています。

玄関ドアは、外気の影響を受けやすい場所です。
そのため、断熱性能が低いと
冬は室内の暖気が逃げやすくなり
夏は室内の冷気が逃げにくくなります。
玄関ドアを断熱化することで
熱の出入りを抑えることができ
冷暖房の効率を向上させることができます。
これにより、光熱費の削減や
結露の軽減につながります。
また、玄関ドアを断熱化することで
防犯対策にもなります。
断熱性能の高い玄関ドアは
防音性や気密性にも優れているため
空き巣や泥棒などの侵入を防ぐことができます。
玄関ドアの断熱化で
光熱費の削減、結露の防止
ヒートショックの軽減、防犯対策など
さまざまなメリットを得ることができます。

一日で断熱性能の高い玄関ドアにリフォーム

LIXILのリフォーム玄関ドアリシェントならば
現在の玄関の枠をそのまま活かしたまま
一日で工事か完了するカバー工法を採用しています。
地域にあった断熱性能を選べる利点があり
福岡県下でも冬は厳しい寒さとなる
朝倉地域で、地域や環境、立地に合った
玄関ドアをご提案致します。
自然光がたっぷりと入るデザインもあり
断熱だけでなく、暮らしのお悩み解消や
防犯面の向上や費用を抑えて
玄関ドアのリフォームを行いたい方にとっては
最適な選択となります。
リシェントは開き戸から引戸、勝手口まで対応し
カラーや素材感、窓の大きさやタイプまで
幅広く、悩むほどのレパートリーを展開しています。
きっと、ご自宅の外観やご希望のテイストに合う
理想のドアに出会えると思います。