2024.02.17
まだまだ油断できません!低体温症やヒートショックは断熱リフォームで対策を
節分を迎え暦の上では春となりましたが、
まだまだ寒い日が続いていますね。
一年の中で最も寒いといわれている大寒が過ぎ、
寒さのピークが過ぎていくと同時に、
寒さによる身体の不調発生リスクの
ピークも過ぎていきますが、まだまだ油断はできません。
外気温が10~15度でも、後述する低体温症が発生する可能性があるそうです。
今回は、改めて寒い時期に発生する身体の不調についてお伝えします。
寒い家を暖かく
低体温症に注意
低体温症という症状を聞いたことはありませんか。
身体の深部体温(通常は肝臓が38.5度、
直腸が38度だそうです)が35度以下になるものを
低体温症と呼ぶそうです。
体温が低下すると、脳卒中などの発生リスクがあがり、
最悪の場合死亡するケースもあります。
厚生労働省の人口動態調査によると、
低体温症での死亡(すなわち凍死)者数は
ここ数年毎年1000人を超えているようです。
しかも、亡くなる方が多いイメージの熱中症よりも
低体温症での死亡者数の方が多いそうです。
そして、低体温症を発症して病院へ運ばれる方の7割が
自宅で発症しているそうです。
しかも、2021年の人口動態調査によると、
沖縄県を含めた47都道府県で低体温症による死者が確認されています。
暖かいイメージがある九州でも油断できません。
ヒートショック
ヒートショックとは、急激な温度差により血圧が上下することで
心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患が発生することを言います。
「暖かい室内から洗面室で着替え熱い浴槽に入る」、
「暖かい部屋からトイレに行く」
という普段の生活での行為で発生する可能性があります。
特に10度以上差がある場合に危険といわれています。
冬場に発生するイメージのあるヒートショックですが、
年間を通して死亡者が確認されており、
暖かくなるこれからの季節も油断できません。
参考
ダイドードリンコ:「冷え性」よりも危険な「低体温」
NHK:実はこわい!家の中の『低体温症』今すぐできる対策は?
医療法人澄心会:寒さ深まるこの季節。低体温症には要注意!
みんなの介護求人:高齢者の「低体温症」は屋内でも凍死を招く!深部体温の低下を防いで免疫機能の低下を予防
一般社団法人日本血液製剤機構:怖い低体温症
一般財団法人海技振興センター:船員の低体温症対策ガイドブック
社会福祉法人恩賜財団済生会:冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック
断熱リフォームで健康的な住まいづくり
寒い時期でも健康に過ごすにはどうしたら良いのでしょう。
お手軽にできることとして、「衣服を調整する」、
「入浴前に浴室を暖かくする」等が考えられます。
一方、古賀組では断熱リフォームでご自宅の
断熱性能を高めることをおすすめしています。
WHO(世界保健機構)は、
「住まいと健康に関するガイドライン」において
室内温度を18℃以上に保つことを強く推奨しています。
18℃未満で「血圧上昇・循環器系疾患の恐れ」、
16℃未満で「呼吸器系疾患に対する抵抗力低下」などの
リスクが考えられています。
断熱リフォームでご自宅の断熱性能を高めて、
健康的な住まいづくりをしていきませんか?
オススメ断熱リフォーム
住宅が寒くなる原因は、室内の暖かい空気が外にでて、
屋外の冷たい空気が室内に入ることによります。
そして、最も暖房であたたまった室内の熱の流出が多い
場所は窓や玄関の開口部で実に全体の58%を占めます。
つまり、窓や玄関に断熱対策を施すことで、
寒い冬を快適に過ごすことが出来るようになるということです。
そこで、古賀組でオススメしている断熱対策商品をご紹介します。
内窓「インプラス」
内窓とは、既存の窓の内側に設置する窓のことです。
2枚の窓があることで空気の層ができ、
その空気の層が断熱材の役割を果たします。
そのため、暖かい空気が外に逃げることを防ぎます。
また、窓が2枚になることで期待できる効果は他にもあります。
まずは防音効果。こちらも空気層が障壁となり、防音効果を発揮します。
そして、防犯効果。
窓が2枚になることで、鍵を壊して侵入するのに時間がかかります。
空き巣犯は侵入に時間がかかることを嫌います。
また、空き巣犯は事前にターゲットにする家を調査するといいます。
そこで、突破するのに時間がかかるという印象を与えられれば
ターゲットにされにくくなることが期待できます。
断熱性能向上はもちろん、防音性能、
防犯性能の面からもおすすめの商品です。
玄関ドア「リシェント」
LIXILの玄関ドア「リシェント」は中に断熱材が入っており、
室内の暖かい空気を外に逃がしません。
(断熱材が入っていない仕様の商品もございます)
また2ロックが標準仕様となっており、
高い防犯性能を持つ商品です。
2ロックは単純にシングルロックと比較して
開錠に倍の時間がかかります。
先程も申し上げた通り、空き巣犯は侵入に時間がかかることを嫌います。
ゆえに、空き巣犯から狙われにくいドアであると言えます。
また、ガラスの部分も「安全合わせガラス」を採用しており、
耐貫通性に優れガラスを壊されて内側からカギを開けられるリスクも低減しています。
こちらも断熱性能はもちろん、狙われにくさ、
突破のされにくさから防犯の面からもオススメの商品です。
※ご注意ください
玄関ドア単体では、後述の補助金の対象になりません。
窓と同時に契約頂くことが必要です。
断熱リフォームの補助金
そして、今現在窓と玄関の断熱工事に対して、
過去最大規模の補助事業が行われています。
例えば、Sグレード大サイズ(2.8㎡以上)の内窓なら、
1箇所当たり68000円、
Sグレード中サイズ(1.6㎡以上2.8㎡未満)の内窓なら、
1箇所当たり46000円の補助金が出ます。
また、玄関ドアならSグレード中サイズ(1.6㎡以上2.8㎡未満)で、
1箇所当たり110000円の補助金が出ます。
↓↓詳しくはコチラの特集記事をご覧ください。